 | 『ミュージックライフ』1970年9月号「見通し明るい日本のロック界」から
「6月に,イギリスとフランスに行ってきたけど,イギリスじゃいいバンドはみんなアメリカに行って聞けずガッカリ.でも,丁度パリのオランピア劇場でジョニー・ウインターのショウを観ることができて,結構おもしろかった.キーボードなしのダブル・ギターで2時間やってたけど,小指にスチール・ギタのバーをはめてスライド・ギターみたいに弾くのを初めてみて驚いた.12弦ギターで弾くんだね.それを除いては,同じスタイルばかりで次第に飽きがきて,かえってもう1人の方がワウワウとか使ったりして新しいフィーリングが感じられておもしろかった.映画「ウッドストック」をみても分かる通り,やはりアクションをみると違うね.ジョニー・ウインターもすごく古くて,チャック・ベリーみたいなの.サウンド自体は適当に新しいんだけど,まあ,うけるだけのことはしてると思った.お客もパリ中のヒッピーか集まった感じで,いっぱい.(以下略)」(p.149)
*JWSによると6月29日のことらしく,イギリスでのバース・フェスの後に立ち寄ったようです.いずれにしてもムッシュはアンドを生で見た数少ない日本人の一人ということになりますね.
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